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2012年1月

2012年1月27日 (金)

アプサラス2、と言ったら何を連想しますか ?

 

アキバの某ショップで、Antec水冷&江成Fanのデモをやっているそうですが、
これは、パクリネタではありません。
それにSandyBridgeのi7ではありませんので、比較ネタにもなりません。

Aps2ss

この写真は某ショップさんを意識してますが。
最近発売されたのに、あまり話題にもならない可哀想なAPSALUSII-120と、
SilverStoneの徹甲弾ファン SST-AP121 のコラボです。
中身がNANOTEK FANになっているのは、BEYOND のファンをコレと交換したからです…

前回も述べましたが、PCワンズさんのオリジナルケース BEYOND には、最近の流行りのトップ側ファンがありません(穴もありません)。
なので、簡易水冷クーラーでは冷却効率が良いとされる方法で、すなわちリアファンで外部から空気を取り込んでラジエータを冷却すると、ケース内の熱気を強制的に排出する手段がなくなります。

そこで、BEYONDの内部構造に着目しました。
フロントには12cmファンがもう1個追加でき、しかもファンとマザーボードの間に遮るものがありません。
SST-AP121フェチの私は、吸気ファンをすべてAP121に取り換え、当然、APSALUS2のファンもAP121にして、プッシュ・プルの2枚構成とし…

Beyond_aps2_2

フロント側にラジエーターを固定してみました。
こういう取り付け方をすると、エアポケットは何処にできるのか気になりましたが、
ポンプがエアを噛んで音が五月蝿くなったらレイアウトを再考することにしました。
実際に運用してみたら、ポンプの音は聞こえませんし、これまでのFreezer13よりも静かになった気がします。

さて、肝心の冷却性能の評価ですが、
OCCT4.0の1時間テストで、コア温度を比較しました。

実は手持ちのCPUファンをリストラしたあとも、Freezer13でXeonW3550のクロックアップにチャレンジしていました。
OCCT4.0の1時間テストに耐えたパーソナルベストは 3.84GHz@1.29V です。
(画像には4000GHzとありますが、CPU-Z読みで3840MHzでした。)

2012011701h51core_0 2012011701h51cpu_vcore

コア温度は79~84℃を行ったり来たりで、かなりヒヤヒヤものでした。
強制終了の条件がコア温度85℃だったので。

CPUクーラーをAPSALUSII-120&徹甲弾ファン2枚に変更し、同じ条件でOCCTをテストしたところ、

2012012203h52core_0 2012012203h52cpu_vcore

コア温度は63~67℃で、Freezer13より16℃も低くなりました。

これで勢いに乗り、167MHz×24=4008MHzに挑戦してみました。
少々昇圧はしましたが、4.00GHz@1.33V 達成。
パーソナルベスト更新です!!

2012012322h07core_0 2012012322h07cpu_vcore

コア温度はMAX76℃。これなら常用でも問題ありません。
きっと、TDPの低いSandyBridgeも良く冷えることでしょうw

 
 

2012年1月26日 (木)

超えまーすっ

 
さて、前回から少々間が空きましたが、
PCワンズさんのオリジナルケース(Abee製)“BEYOND” について
ワタシ目線でレビューしたいと思います。

…という書き出し、もしかしたら見覚えがある方もいらっしゃるかもしれません。
実はとんでもないミスに気がつき、いったん削除したのです。
今回は修正版ということで…
 

PCワンズさんのWebサイトの情報だけでは、
いまいち実態がつかみかねると言いますか、
買うのを決断するには何か足りないような気がしていて、
ずっと気になりながら、ポチっとボタンが押せなかったワタシです。
 

ホントは、次期Raven(RV04?)を狙っていたんです。
でも、久々に覗いてみたPCワンズさんの通販サイトで、RV02のほぼ半額のお値段になっていたので。
この値段なら後悔しないだろうと、ついついIYHしてしまい…

 
ではまず客観的なデータから。
 
 

Beyond01   Beyond01r  Beyond02

外観はこのようにAbeeのケースにしては珍しく冷却志向なデザインです。
フロントは12cmファンが1個が取付済で、もう1個追加可能です。
ファン2個分の防塵フィルターも取付済です。
リアは12cmファンが1個取付済、PCIスロットが9個もあります。
サイドにも12cmファン2個分のエアホールがあり、
純正のサイドファンユニットAFU-1210Bが、取付可能のようです。
しかしながら2012年1月現在、Abeeの通販サイトにさえ在庫がなく、
入手困難となっているようです(激安なのはそのせい?)。

Beyond04   Beyond03  Beyond_op_2

これもAbeeのケースにしては珍しく、ケースの底に電源設置スペースがあります。
エアホールも開いていますので、空気の取り込みも大丈夫です。
5インチベイが3つ、3.5インチシャドウベイが4つで、それほど入りませんが、
そのかわり、マザーボードから大きくはみ出すグラボを難なく挿せるという利点も。

付属品は、ミリネジ、インチネジ、マザボ固定用凹ネジ、タイバンド、
接着式のゴム製インシュレータと、簡単な取説。これで全部です。
マザボの端子に挿すブザーは付いていませんでした。

寸法および重量は
高さ 49cm(Abee製インシュレータIA-C20BKE(自腹)取りつけ時)
幅  21.5cm
奥行 49.5cm
重量 8kg(IA-C20BKE(自腹)取りつけ時)
 

この大きさにしては軽いかもしれませんが、パネルがペラペラというわけではなく、
どうやらサイドパネルとトップパネルもアルミ製のようなのです。
所有しているSmart230Tと同じ質感と軽さだったので。
 

Beyond07  Beyond08

ちなみに、Rampage III Extremeは写真にあるように余裕で取りつけできますが、
 
 
 
ソケットの位置がケースの穴の場所と一致しません。
マザボをケースに取り付けたままのファン交換は無理かもです。
当然ながら、左右対称っぽい位置にあるX79マザボのソケットも…

あ、そういえば、X79マザボではCPUファンを固定する方法が変わって、
バックプレート不要になったんでしたね…

先日記事にした、CPUクーラーの性能比較をしたときのシステムをケースに組み込むと…

Beyond05   Beyond06

ケーブルを裏に回すことができ、しかも空間もそこそこ余裕があります。

以前クラマスのHAF932を使っていて、精度の悪さ、耐久性の悪さ、重量の重さなど、
色々不満があったのですが、このBEYONDには今のところ不満はありません。

最近流行りのケースのような、天井部の排気ファンはなく、
USB3.0端子も付いていなくて、時代遅れな感じは否めませんが、
久々にいいIYHだったと思います。

(2012年1月26日現在、残念ながらBEYONDは販売されていないようですが…)

次回の記事では、BEYONDに簡易水冷式のCPUファンを導入した結果についてご報告する予定です。

2012年1月 8日 (日)

CPUクーラーをリストラする。

 

ご無沙汰してました。

何もしない間も、皆様に御訪問いただき、本当にありがとうございます。

生活環境の変化に対応できず、しばらくお休みしていましたが、ようやく落ち着きました。
最近はPC自作に費やす時間もお金も少ないのですが、ニッチなネタを中心にブログを続けていこうと思っています。

新ガンダムオンラインもαテストが行われましたし、正式サービスには参加してダムゲーネタも再開するつもりです。

さて、復帰第1回はPCワンズさんのオリジナルケース「BEYOND」のレビューを行う予定でしたが、CPUクーラーを簡易水冷化することにしたので少し先延ばしにします。

で、所有している空冷式CPUクーラーをリストラすべく軽く性能評価を行いましたので、今回はこのネタでサクッといきます。

検証環境は以下の通りです。

 Case   :BEYOND(PC-ones/Abee)customized with SilverStone SST-AP121
 OS     :Windows7pro 64bit
 CPU    :Xeon W3550(OC 3.84GHz@1.408V)
 GPU    :ELSA GLADIAC GTX 570 V2
 HDD    :HDT721032SLA360
 OptDrv :Samsung SH-B123
 Memory :12GB selected the group consisting of KINGMAX KM-LD3-1600-8GD
 PSU    :ENERMAX EIN720AWT-JC

評価したCPUクーラーは以下の通りです。
[CPU Grease :Arctic Silver Ceramique (AS-04)]

 Arctic Cooling Freezer 13
 Intel DBX-B
 XIGMATEK HDT-S983
 XIGMATEK Achilles S1284 customized with OMEGA TYPHOON 2000rpm

 

評価方法
 BIOSによる回転数制御は無効設定
 OCCT4.0.0 で「85℃を超えたらハイそれまでョ」の時間計測
 (テスト前のアイドル時間1分間を差し引いたものを結果とする)

さて、結果です。

<Arctic Cooling Freezer 13>
 1分32秒
  2012010623h08core_0_2
部屋の温度は20℃にもなっていないのに、1分半で80℃を超えてしまいました。
TDP200WのCPUにも対応できるというのがセールスポイントだったはずなのに、ガッカリです。
定格使用だと1時間のテストの間、70℃程度に抑えられるのですが…
 2012010501h42core_0_2
で押入れ冬眠中だったCPUクーラーを引っ張り出しました。
もしいいものがあれば交換しよう、という魂胆だったのです。
ところが…

<Intel DBX-B (performance mode)>
 13秒
 2012010620h20core_0_2
これはもう即昇天でしたw
皆さんもご存じかと思いますが、このクーラーは風が横から漏れてしまい、後ろへ抜けないのです。
しかも高回転時の騒音の酷さといったら…
たまにショップで叩売りされてますが、このクーラーには1円の価値もない!と私は思っています。

<XIGMATEK HDT-S983>
 12秒
 2012010621h26core_0_2
銅製ヒートパイプにはしっかり熱が伝わっていたので、放熱部分が力不足だったのかもしれません。
Core2時代にはトップグループに名を連ねていましたが、老兵はただ消え去るのみのようです。

<XIGMATEK Achilles S1284 customized>
 1分21秒
 2012010622h22core_0_2
発売直後に終売となった、リビジョン変更前のものです。
評価対象の中で唯一12cmファンを使うクーラーです。
ファンを同クラスの中では風量が多いとされる OMEGA TYPHOON 2000rpm に交換しましたが、それでもFreezer 13 のほうが多少マシということが分かりました。

結局、この中ではFreezer 13が一番よく冷えるかもしれない、という結果でした。
個人的な感覚ですが、ケースから漏れてくる音もFreezer 13が一番静かな気がしました。

CPUの世代交代と共にCPUクーラーも新製品が出ますが、マーケティングの都合だけで実際には性能は昔と変わっていないんじゃないかと疑っていました。
今回のテストで疑念が晴れました。
早速、発売日直前のCPUクーラーをポチっとしましたので、次回の更新でケースとの相性も含めレビューしたいと思います。

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